アーカイブズガクニュウモン

アーカイブズ学入門

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館 編
ISBN 978-4-585-30012-0 Cコード 1000
刊行年月 2024年7月 判型・製本 A5判・並製 256 頁
キーワード 総記,アーカイブズ,博物館,図書館

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細
アーカイブズ学の基礎と理念を学ぶために

国立公文書館が認証アーキビスト制度を開始し、アーカイブズ学教育の重要性はますます高まっている。これと並行して各大学・大学院でもアーカイブズ学教育を行うところは次第に増加している。
現代社会におけるアーカイブズの意義とは何なのか。
アーキビストとはどのような職務で、どのような心構えが必要なのか。
アーカイブズの定義、意義、原則、基本用語、組織やアーキビストなどについての基本知識を、多数の図版・写真とともにわかりやすく解説。
これからアーカイブズ学を学ぶ人たちのための、必携の入門書!

****************
公文書を含む記録史料の収集、整理、保存、利用等に関する専門的知識と技術の普及を目的として、国文学研究資料館が開催している「アーカイブズ・カレッジ」。
その連続講義の初めての書籍化。

 

 

目次
はしがき 渡辺浩一

第1講 現代のアーカイブズとアーキビストの役割 渡辺浩一
第2講 アーカイブズ資源論 藤實久美子
第3講 アーカイブズ・レコード・マネージメント論 中村崇高
第4講 民間アーカイブズ・コントロール論 太田尚宏
第5講 アーカイブズと情報コントロール 橋本陽
第6講 アーカイブズの記述編成 西村慎太郎
第7講 自然科学系のアーカイブズ 菊谷英司
第8講 アーカイブズの保存修復 金山正子
第9講 アーカイブズにおける社会貢献―「文化財」から「公共財」へ 加藤聖文
第10講 地域とアーカイブズ 蓮沼素子
第11講 アーカイブズ管理・利用①―都道府県の例 関根豊
第12講 アーカイブズ管理・利用②―市区町村の例 河野未央

執筆者一覧
プロフィール

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館
国文学研究資料館は、1951年に設立された文部省史料館、1972年からは国文学研究資料館に付置された史料館(通称「国立史料館」)の機能を、2004年から引き継ぐ大学共同利用機関である。所蔵歴史資料約60万点をアーカイブズ学に基づいた科学的な方法で広く利用に供するとともに、民間人がアーカイブズ学を体系的に学ぶことができる日本唯一の場としてアーカイブズ・カレッジ(史料管理学研修会)を開催している。

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