カートは空です。
商品2102/2194
愛国心、留学生、漢字、色彩感覚などさまざまな文化事象の比較分析から立ち上がる、鏡像関係にある日中両文化の共通点と相違点。東日本大震災で証明された、日本の不易な文化風土を読み解く。ベネディクト『菊と刀』、モース『日本その日その日』、ライシャワー『日本歴史の特異性』、ヴォーゲル『ジャパン・アズ・ナンバーワン』、金容雲『韓国人と日本人』…。〈外からの視線による日本人論〉の系譜に連なる新たな名著。
法政大学国際日本学研究所教授。専門は比較文化研究と日本研究、宮沢賢治研究。中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒、四川外国語学院大学院修了、人文科学博士(お茶の水女子大学)。東京成徳大学教授を経て、2003年から現職。文化外交を推進する総理懇談会委員や中国・国家優秀自費留学賞審査委員なども歴任。2009年、文化長官表彰。『日本と中国 相互誤解の構造』(中央公論社、2008年)、『日中2000年の不理解―「異なる文化「基層」を探る」』(朝日新書、2006年)、『謝謝!宮沢賢治』(朝日新書、2006年)、『日中比較・生活文化考』(原人舎、2005年)、『宮沢賢治と中国』(サンマーク出版、2002年)、『宮沢賢治 中国に翔ける想い』(岩波書店、2001年)など多くの著作がある。
・「毎日新聞」(2011年11月27日)の「今週の本棚」欄にて、本書が紹介されました。・「季刊日本主義」(No.17 2012年春号)にて、本書の書評が掲載されました。