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商品1795/2194
『伴大納言絵詞』『鳥獣戯画』『源氏物語絵巻』など中世の絵巻には、現代の視点で見れば何とも奇妙な表現がちりばめられている。なぜそのように描かれたのか。絵師の発想・意図から中世文化を考察する。
山本陽子(やまもと・ようこ)1955年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。東邦音楽大学・明星大学・跡見学園女子大学・早稲田大学・東京純心女子大学・多摩美術大学・一橋大学大学院非常勤講師を経て明星大学人文学部教授。博士(文学)。専門は日本中世絵画史。著書に『絵巻における神と天皇の表現―見えぬように描く―』(中央公論美術出版、2006年)、論文に「水月観音の成立に関する一考察」(『美術史』第125号、1989年)「春日権現験記絵にみる「神の顔を描くことをはばかる表現」について」(『美術史』第140号、1996年)など。