立松和平全小説16
エイエンヘノタビダチ

永遠への旅立ち

立松和平 著
ISBN 978-4-585-01284-9 Cコード 0393
刊行年月 2012年5月 判型・製本 A5判・上製 464 頁
キーワード 昭和,近現代

定価:4,950円
(本体 4,500円) ポイント:135pt

 品切 
書籍の詳細
自分自身への破壊衝動かもしれなかった。

〈旅する作家〉といわれ、そのイメージとともに生きた立松和平。
世界中を歩き、行く先々で人びとに慕われ、柔らかく笑っていた立松和平。
しかし、旅することと書くことは作家の中の修羅の表出であった。
80年代初頭のこの時期、作家は長年かけて追い求めた「境界」「周縁」という大きなテーマにあえて背を向け、自らのルーツであり、今なお未解決の主題である「精神の飢餓感」と対峙する。
「自分探し」ではなく「自己破壊」としての旅を描いた三つの長篇。

 

 

目次
「水の流浪」
「熱帯雨林」
「白い空」

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