カートは空です。
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私たちは、食べ物でできている。いま、安さの追求と大量生産の結果、その多様性が危機に瀕している。食材はもとより、調理法、生産地、季節感などなど、その多彩な世界は護られなければならない。なによりも私たちの安全と健康、そして地球の生態系のために。だから生きるために食べ続け、考え続けよう。
佐藤洋一郎(さとう・よういちろう)1952年生まれ。京都産業大学教授、総合地球環境学研究所名誉教授。専門は、植物遺伝学。主な著書に、『森と田んぼの危機』(朝日新聞社、1999年)、『DNA考古学のすすめ』(丸善、2002年)、『イネの歴史』(京都大学学術出版会、2008年)など。
「読売新聞」(2014年4月6日)にて、本書の書評が掲載されました。