白居易研究年報14
ハクキョイケンキュウネンポウ ダイジュウヨンゴウ

白居易研究年報 第14号

特集 閑適と隠遁
白居易研究会 編
ISBN 978-4-585-07092-4 Cコード 3098
刊行年月 2014年1月 判型・製本 A5判・並製 400 頁
キーワード 漢文,比較文学,古典,中国,中古

定価:5,500円
(本体 5,000円) ポイント:150pt

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書籍の詳細
白居易の「閑適」の内実を多角的・本質的に問う

古体詩三分類のひとつである「閑適詩」について、日本人にとってはその正体が今ひとつ明瞭なイメージを持って浮かばないことがある。
日本人にとっての閑適は、『和漢朗詠集』(閑居)に採られている詩歌に端的に表れているように、畢竟静寂の境地の謂であるとも言える。
しかし、白居易の「閑適詩」には「官」との緊張関係が背後に存したと言える。
いかにして閑適への決意に向けた心理的基盤が形成されていったのか。
その閑適詩はどのような文学史的広がりを見せるのか。
白居易の「閑適」なる概念の生成を問う。

 

 

目次
特集 閑適と隠遁
特集に寄せて 谷口孝介
閑適への決意―下邽における心理的基盤の形成― 諸田龍美
韋応物の故郷観―白居易の先蹤― 山田和大
白居易「效陶潛體」詩十六首の表現構成―白居易の独自性と「獨」― 加藤文彬
杜詩における「独善」―その食の喜び― 下定雅弘
方丈記と白居易―隠遁と住居の表現について― 新間一美

【追悼太田次男先生】
太田次男博士の学問と生涯 神鷹徳治

【資料紹介】
宮内庁蔵那波本『白氏文集』巻三・四(新楽府)の書き入れについて 金木利憲
新見正路と『白氏文集』
―『白氏文集題跋』及び『賜蘆書院儲蔵志・白氏文集(附元氏長慶集)』(翻刻)― 陳チュウ

『白氏文集』の成立と寺院奉納及びその行方 葛 継勇
『白氏文集』前集の編纂体裁と詩体分類について
―日本現存の旧鈔本を中心に― 杜 暁勤 原著・秋谷幸治 訳

【書評】陳チュウ著『白居易の文学と白氏文集の成立―廬山から東アジアへ―』 下定雅弘
【書評】澤崎久和著『白居易詩研究』 中尾健一郎
【書評】中尾健一郎著『古都洛陽と唐宋文人』 湯浅陽子
【新刊紹介】神鷹徳治著『白氏文集は〈もんじゅう〉か〈ぶんしゅう〉か』 金澤典子

日本における白居易の研究―二○一一年― 下定雅弘


**チュウは「羽+中」

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