オオタニコウズイノケンキュウ

大谷光瑞の研究

アジア広域における諸活動
柴田幹夫 著
ISBN 978-4-585-22080-0 Cコード 1020
刊行年月 2014年5月 判型・製本 A5判・上製 320 頁
キーワード 交流史,仏教,アジア,大正,明治,近代

定価:4,950円
(本体 4,500円) ポイント:135pt

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書籍の詳細
アジアを中心とした一大ネットワークの構築を目指した活動家の軌跡

宗祖・親鸞の法灯と血統を継承した浄土真宗本願寺派第22世法主・光瑞は、アジア仏教徒のリーダーであることを自負し、「国家の前途」を強く意識しつつ本願寺の果たすべき役割を、国家と社会との関わりの中で熟考した。
彼が主宰した「大谷探検隊」だけが強調されがちであるが、彼の活動は、それだけに限定されるべきものではなく、本願寺の海外開教の先導者としての側面や孫文との交流、台湾や南洋を中心としたゴム園やコーヒー園、香料農園などの「熱帯農業」や「大谷光瑞興亜計画」「欧亜連絡鉄道計画」なども見落としてはならない。
大谷光瑞がアジア各地、とりわけ中国をどのように認識していたかを明らかにする。

 

 

目次
第一部 大谷光瑞とアジア
 序章
 第一章 大谷光瑞とロシア-ウラジオストク本願寺をめぐって-
 第二章 大谷光瑞と満州
 第三章 大谷光瑞と上海
 第四章 大谷光瑞と漢口
 第五章 大谷光瑞と台湾-「逍遙園」を中心にして-
 第六章 大谷光瑞とシンガポール

第二部 大谷光瑞の中国認識
 第一章 大谷光瑞と辛亥革命
 第二章 大谷光瑞と『支那論』の系譜

第三部 大谷光瑞と周辺の人々
 第一章 水野梅暁と日満文化協会
 第二章 『萬里獨行紀』と中島裁之
 終章

あとがき

附録 大谷光瑞年譜
プロフィール

柴田幹夫(しばた・みきお)
1955年生まれ。新潟大学国際センター准教授。博士(学術)広島大学。龍谷大学大学院文学研究科博士後期単位取得満期退学。
主な編著書に『大谷光瑞とアジア―知られざるアジア主義者の軌跡』(勉誠出版、2010年)、『大谷光瑞―「国家の前途」を考える』(アジア遊学156、勉誠出版、2012年)など。論文に「大谷光瑞と満州」(『環日本海研究年報』16号、2009年)、「大谷光瑞與大連」(『大連図書館百年記念学術論文集』2007年)、「シンガポール本願寺と大谷光瑞」(『佛教史研究』43号、2007年)、「孫文と大谷光瑞」(『孫文研究』21号、1997年)など。

その他

「図書新聞」(2014年9月6日)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:加藤斗規(大谷記念館研究員))

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