「子ども大学」とは、小学校4~6年生に向けて開講される「大学」である。
「はてな学」「生き方学」「ふるさと学」を基本カリキュラムとして、現役の大学教授や各界の知識人が教壇に立ち、子どもたちが自分の力で成長していくための本当の学びの場を創り出している。
5年前に、地元大学の教員やボランティアなど民間有志によって埼玉の川越ではじまった「子ども大学」の試みは、地域のなかに着実に根付いていき、さらに多くの地域に広がりつつある。
子どもの教育が問われ続けているいま、学校でも家庭でもない、新しい教育現場としての「子ども大学」を紹介する。