カートは空です。
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新しい表現の形を模索した作家たちは、上海にどんな〈リアリティ〉を見たのか、どんな世界観・歴史観を抱いていたのか。小説、詩、エッセイや漫画の表現を読み解き、また出版事情とその受容を考察することで、既存の中国近代文学史をラディカルに組み替える。
城山拓也(しろやま・たくや)大阪市立大学等・非常勤講師。大阪市立大学大学院を単位取得退学。「1920、30年代中国モダニズム文学にみる表現の変遷」で同大学院から博士(文学)授与。主な著作に、「中国モダニズム文学研究の可能性」(『野草』第91号、中国文芸研究会、2013年)、「張資平ともう一つの中国新文学―『資平自選集』をめぐって」(『アジア遊学』第167号、勉誠出版、2013年)などがある。