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慈円の和歌活動を解明するためには、その歌集「拾玉集」に依拠すべきことは自明であるが、テキストの実態は極めて錯綜の様相を呈している。そうした中、諸本分析の結果、青蓮院本が最善本であると判明したので、これを忠実に校訂、復元した。本書は、1.拾玉集伝本における青蓮院本の価値について(校異・注記の意味するもの)、2.凡例、3.本文整定、4.索引から成る。