カートは空です。
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一中節は江戸時代元禄頃に語り出された浄瑠璃の一流派である。古浄瑠璃の角太夫節の流れを汲み、近世に語り出されたものの中で重要な位置をしめているが、いまだその研究は少ない。今回は一中節研究の基礎を確立するために、一中節正本影印と正本翻刻および解題を提供する。影印篇には現存する一中節正本8種の影印を収載。翻刻篇は影印篇で取り上げたものとそれらに関連する4種の正本の翻刻を収め、それら12種の正本に対し、14項目を定めて解題を試みた。研究篇・索引篇続刊予定。