カートは空です。
商品2018/2194
現代香港で一般に「道壇」と呼ばれる民衆道教集団の実態と展開史を通して、香港・広東地域のシャーマニズムと道教の諸相を動態的に捉えた歴史民俗学的研究であり、長期の現地調査と豊富な文献資料から「道壇」の活動と展開過程を丹念に跡付けている。本書は次の4点を中心に論考する。1. 「道壇」の性格、その社会的機能 2. 扶処カ集団がどのようにして教団組織へと発展したか 3. 信仰的風土と社会的背景 4. 道壇の担い手たちの宗教知識及びその操作、再解釈。