カートは空です。
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中国古代の文人に、強く憧れ慕う江戸時代の文人たちの豊かな人間性や人間味の種々相を、漢詩や和歌、俳句などの作人を通じて描く。作品に見られる文人同士の交遊交歓、家族間の情愛深情は現代人にもつながる感動がある。
秋山忠彌(あきやま・ちゅうや)1935年東京生まれ。早稲田大学第一法学部卒業。NHKチーフディレクター(時代考証調査担当)を経て、江戸史研究家。日本ペンクラブ会員。NHK文化センターなどで江戸社会・文化について講じた。著書に『江戸文人の嗜み―あそびの詩心・歌心』(勉誠出版)、『大江戸浮世事情』 (ちくま文庫)、『ヴィジュアル〈もの〉と日本人の文化史』(雄山閣出版)、『江戸文人の愉しみ』(龍書房)、『詩歌句の文人画人たち』(北溟社)、共著に『近世の學藝―森銃三先生八十歳・三古會創立四十周年記念』(八木書店)などがある。