カートは空です。
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21世紀に世界各地で制作された映画から、国境問題、移民の増加と排斥、家族間のコミュニケーション、支援と共生、ジェンダー・ギャップなど、現代社会の抱える問題を考察。文化や立場の違いを越えて、さまざまな人間同士が共生できる社会のあり方を考えるきっかけを与える、良質な映画・39作品を紹介。
小長谷有紀(こながや・ゆき)人間文化研究機構理事、国立民族学博物館併任教授。専門はモンゴル、中央アジアの遊牧社会に関する文化人類学。主な著書に『モンゴルの二十世紀―社会主義を生きた人々の証言』(中央公論新社、2004年)、『人類学者は草原に育つ―変貌するモンゴルとともに』(臨川書店、2014年)などがある。鈴木紀(すずき・もとい)国立民族学博物館民族文化研究部・准教授。専門は開発人類学・ラテンアメリカ文化論。主な著書に『国際開発と協働―NGOの役割とジェンダーの視点』(共編、明石書店、2013年)などがある。旦匡子(だん・きょうこ)「チャンネルアジア」代表。韓国、台湾、インド、イラン、アフガニスタンなど広くアジア映画に精通し、その配給や宣伝に従事する。
・「信濃毎日新聞」(2017年1月8日)にて、本書の書評が掲載されました。・「YOMIURI ONLINE」(2017年1月8日)の「深読みチャンネル」にて、本書の紹介文が掲載されました。(評者:鈴木紀(国立民族学博物館准教授))・「mundi」No.41(2017年2月)にて、本書の紹介文が掲載されました。