カートは空です。
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非実在の生き物を造形する営みの歴史は東西に共通してみられ、日本においては妖怪、西洋においてはモンスターや妖精として古くから語り継がれてきた。現代でもポップカルチャーの一端を担い、「妖怪ブーム」をもたらしている。 それぞれの文化で育まれてきた「見えないもの」の物語を通して、精神文化の差異と類似、普遍性を探る11章。
徳田和夫(とくだ・かずお)学習院女子大学教授。専門は中世日本文学、お伽草子絵巻、民間説話学、比較文化論。主な編著書に『お伽草子事典』(東京堂出版、2002年)、『お伽草子百花繚乱』(笠間書院、2008年)『中世の寺社縁起と参詣』(竹林舎、2013年)などがある。
「BOOKウォッチ(木曜J-CAST書評)」(2018年9月27日)にて書評が掲載されました。