白居易研究年報19
ハクキョイケンキュウネンポウ ダイジュウキュウゴウ

白居易研究年報 第19号

特集 伝奇と説話
白居易研究会 編
ISBN 978-4-585-07097-9 Cコード 3098
刊行年月 2018年12月 判型・製本 A5判・並製 392 頁
キーワード 文化史,漢文,比較文学,古典,中国,中古

定価:5,280円
(本体 4,800円) ポイント:144pt

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書籍の詳細
伝奇・説話研究の可能性を問う

白居易が生きた中唐の時代は、新しい文学〈伝奇〉が盛行した時代でもあった。そして白居易の周辺には伝奇が横溢していた。また伝奇とならんで、白居易の文学では、王昭君や李夫人・楊貴妃など多くの〈説話〉も重要な題材となっている。
「長恨歌」と「長恨歌伝」に代表される白居易と伝奇の関係をはじめ、白居易と親交のある人々と伝奇、伝奇の先駆に位置付けられる『遊仙窟』、日本における伝奇・説話の受容に関する論考・資料を収録。伝奇・説話の研究史をたどり、その意義を問い直す。

 

 

目次
特集に寄せて 三木雅博
伝奇と説話―白居易をめぐって― 赤井益久
陳寅恪『元白詩箋証稿』における「長恨歌」「長恨歌伝」の論じ方 下定雅弘
『遊仙窟』と舊注の受容と研究―兼ねて『遊仙窟校注』を評す― 衣川賢次
入矢義高・白塚山和久「遊仙窟白話語彙表」序 入矢義高
唐代の「魚腹譚」―元稹・王昌齢の逸話をめぐって― 岡田充博
平安朝における遊仙窟の受容について―源氏物語を中心に― 新間一美
釈信救『新楽府略意』所引の白廷翰『唐蒙求注』について―院政期新楽府注釈における唐代歴史故事把握の一端― 三木雅博
戦後日本における白居易に関わる伝奇・説話の研究 下定雅弘
***
長恨歌の上窮碧落下黄泉と買地券 黒田彰
採るべき杜詩は「十三四」か「三四十」か―白居易の詩文における除法表現をめぐって― 秋谷幸治
『白氏長慶詩譜』の著者李璜について―南宋における白居易受容を視野に入れつつ― 富嘉吟
大江匡衡と白居易の感傷詩―「琵琶引」と潯陽 木戸裕子
***
【訳注】晁迥『法蔵砕金録』所収白居易関係資料訳注稿(三) 澤崎久和
***

戦後日本における白居易の研究(白居易・白氏文集に関する研究)―二○一七年― 中木愛
日本文学へ与えた白居易の影響に関する研究―二○一七年― 下定雅弘
編集後記

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