ジングウコウゴウトコウカイドオウノゲキトウ

神功皇后と広開土王の激闘

蘇る大動乱の五世紀
安本美典 著
ISBN 978-4-585-22561-4 Cコード 0021
刊行年月 2019年3月 判型・製本 A5判・上製 308 頁
キーワード 東アジア,日本史,古代,考古

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細
神功皇后伝承には史実の核がある!!

中国の史書にみえる倭の五王、讃・珍・済・興・武は、我が国の史書に記されている誰に当たるのか?
七支刀は、いつ、誰が、誰に送ったものか?
女傑・神功皇后をめぐる数々の謎にせまる!!

 

 

目次
はじめに

第Ⅰ章 奇怪な神功皇后伝承―英雄か、反逆者か
1 これは、陰謀の物語である!
2 武内の宿禰の遺伝子の繁栄

第Ⅱ章 高句麗の広開土王との戦い―時代や史料の記事内容が一致している
1 「朝鮮半島への出兵」は史実だ
2 神功皇后伝承のなかの史実の核

第Ⅲ章 「倭の五王」の時代―讃・珍・済・興・武はだれか
1 神功皇后と応神天皇の年代
2 五世紀の五人の倭王
3 倭の五王の系譜と名前
4 雄略天皇

第Ⅳ章 謎の七支刀―この刀は百済の肖古王、わが国の崇神・垂仁天皇の時代に作られた
おわりに
プロフィール

安本美典(やすもと・びてん)
1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊・邪馬台国』編集責任者。情報・古学会会員。
専攻は、日本古代史、言語学、心理学。『大和朝廷の起源』(勉誠出版)などの、本シリーズの既刊19点以外の主な著書に、次のようなものがある。
日本古代史関係…『神武東遷』(中央公論社)、『卑弥呼の謎』(講談社)、『邪馬台国への道』(筑摩書房)、『研究史邪馬台国の東遷』(新人物往来社)、『吉野ケ里遺跡と邪馬台国』(大和書房)、『奴国の滅亡』(毎日新聞社)、『新説:日本人の起源』(宝島社)、『邪馬台国はその後どうなったか』(廣済堂出版)、『日本誕生記Ⅰ、Ⅱ』『邪馬台国の真実』(PHP研究所)など。
言語学関係…『日本語の誕生』(大修館書店)、『日本語の成立』(講談社)、『日本語の起源を探る』『卑弥呼は日本語を話したか』(以上、PHP研究所)、『日本人と日本語の起源』(毎日新聞社)、『言語の科学』(朝倉書店)、『言語の数理』(筑摩書房)など。

書評・関連書等

★広告情報
・「読売新聞」(2019年3月19日)にサンヤツ広告を掲載しました。
・「産経新聞」(2019年3月28日)に5段1/2広告を掲載しました。

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