書物学18
ショモツガク ダイジュウハチカン ゾウショハメグル

書物学 第18巻 蔵書はめぐる

海外図書館の日本古典籍コレクション
編集部 編
ISBN 978-4-585-20718-4 Cコード 1000
刊行年月 2020年7月 判型・製本 B5判・並製 120 頁
キーワード 総記,図書館,出版,文化史

定価:1,980円
(本体 1,800円) ポイント:54pt

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書籍の詳細

日本古典籍はその残存状況の良さ、また、美麗且つ内容が豊富であることから、世界各地にコレクションとして伝存している。
本特集では、欧米の著名なコレクションから、ハワイ大学、 ホノルル美術館 、アメリカ議会図書館 、UCバークレー、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学という名だたる所蔵機関の特色ある蔵書を紹介。
書物を集め、愛でた人々、そして、海を越えて伝えられた蔵書に秘められたドラマを描き出す。

 

 

目次
[特集]蔵書はめぐる―海外図書館の日本古典籍コレクション
個人蔵書のゆくえ 横山學
「東西の十字路」楽園ハワイの中の古典籍とその来歴―ハワイ大学マノア校図書館アジアコレクション部日本文庫から バゼル山本登紀子
古典籍もART―ホノルル美術館収蔵和古書と作品整理について カワイアエア幸代
米国議会図書館日本古典籍コレクションの来歴と「北方資料」 伊東英一/キャメロン・ペンウェル
太平洋を渡った日本古典籍―カリフォルニア大学バークレー校C. V.スター東アジア図書館コレクション マルラ俊江
蔵書を通して見る日本との出会い―オックスフォード大学ボドリアン図書館の和古書コレクション イズミ・タイトラー
アーネスト・サトウと武家故実資料―ケンブリッジ大図書館古典籍コレクションの来歴の一端をさぐる 小山騰

[連載]書物学ことはじめ
【新連載】書籍はどう動いたのか―近代書籍流通史料の世界 磯部敦
書物の声を聞く 書誌学入門 佐々木孝浩
江戸時代の古文書の読み方 白川部達夫
愛書家としての魯迅 瀧本弘之
西洋古書の遠近法 雪嶋宏一
英国愛書家の系譜 高宮利行

[特別寄稿]
小説の連続性と英詩の役割 野網摩利子

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