カートは空です。
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新型コロナウイルスのパンデミックはかつてない社会的混乱を招いている。日本・台湾・韓国・中国・香港はこの危機にどう対応したのか。都市封鎖や各種の自粛措置、メディア戦略、「新しい生活様式」等の各国の政策から、疫病除けの妖怪「アマビエ」の流行、各国の宗教対策まで、メディア・社会・宗教など多様な視点から比較検証。国家と市民社会の関係、社会のゆがみを浮き彫りにし、国境を越えた連帯と共感の必要性を問い直す。
玄武岩(ひょん・むあん)北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。専門はメディア文化論、日韓関係論。主な著書に『コリアン・ネットワーク—メディア・移動の歴史と空間』(北海道大学出版会、2013年)、『「反日」と「嫌韓」の同時代史―ナショナリズムの境界を越えて』(勉誠出版、2016年)、『サハリン残留―日韓ロ百年にわたる家族の物語』(共著、高文研、2016年)などがある。藤野陽平(ふじの・ようへい)北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院、准教授。専門は文化人類学。主な編・著書に『台湾における民衆キリスト教の人類学―社会的文脈と癒しの実践』(風響社、2013年)、ホッピー文化研究会編『ホッピー文化論』ハーベスト社、2016年)などがある。
★書評・紹介★「中外日報」(2020年11月13日(金)6面)にて紹介されました。「中国新聞」(2020年12月15日(火)11面)にて紹介されました。 →紹介者:佐田尾信作氏(中国新聞記者)