チュウセイブケリョウシュノセカイ

中世武家領主の世界

現地と文献・モノから探る
田中大喜 編
ISBN 978-4-585-32003-6 Cコード 1021
刊行年月 2021年8月 判型・製本 A5判・並製 368 頁
キーワード 日本史,室町,鎌倉,中世

定価:4,180円
(本体 3,800円) ポイント:114pt

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書籍の詳細
なぜ武士は地域社会の中核となれたのか?

鎌倉末~南北朝期にかけて、東国に端を発した武士団は、その本拠地を東西にひろげ、各所において地域社会との密接な関係を築き上げていく。
武士集団が地域における社会編成の中核を担い、交通・流通の要衝を押さえながら、政治経済のイニシアティブを取るということも稀ではなかった。
中世日本の重要なアクターたる武士団は、どのような実態をもって地域社会へ受け入れられていったのか、その支配体制はどのように実現・展開されたのか。
文献史料、出土遺物そしてフィールドワークによる分析という、多様な研究手法を駆使し、中世日本の特質を明らかにする画期的な一冊。

 

 

目次
序 言 田中大喜

第一部 武家領主の地域支配の諸相
 材木の生産・流通と武家領主 西田友広
 西遷御家人内田氏の本拠景観と高津川流域―現地調査の聞き書きと文献史料から 渡邊浩貴
 中世後期石見国長野荘をめぐる諸武家領主の動向 中司健一
 東国地頭支配の受容と排除―肥後国人吉荘と肥前国彼杵荘 清水亮
 中世武士団における一族・被官の西遷―肥前千葉氏を事例として 湯浅治久
 紀伊国における武家領主の地域支配と荘園領主 高木徳郎

第二部 地域の港湾と武家領主
 石見国高津川・益田川河口域の集散地と武家領主 田中大喜
 河口の港が果たした役割―瀬戸内海と日本海を比較して 鈴木康之
 そこに港は存在したのか?―伝承からたどる中世の益田 松田睦彦
 遠江国笠原荘の「浦」にみる中世の港湾と海村 貴田潔

第三部 モノからみる武家領主
 陶磁器からみた中世益田 村木二郎
 朝鮮初期における陶磁器の生産と貢納・流通 荒木和憲
 遺物からみた武家領主の本拠―静岡県の主要遺跡の遺物分析から 池谷初恵
 中世後期の領主の好み―出土品と財産目録から 水澤幸一

あとがき 田中大喜
執筆者一覧
プロフィール

田中大喜(たなか・ひろき)
1972年生まれ。国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学准教授(併任)。専門は日本中世史(中世武士団・在地領主研究)。
著書に『中世武士団構造の研究』(校倉書房、2011年)、『新田一族の中世 「武家の棟梁」への道』(吉川弘文館、2015年)、『古文書の様式と国際比較』(共編著、勉誠出版、2020年)、『増補改訂新版 日本中世史入門―論文を書こう』(共編著、勉誠出版、2021年)、『図説 鎌倉幕府』(編著、戎光祥出版、2021年)などがある。

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