ヤクチュウ リュウキュウブンガク サナガワオオヌシユライキ シュウリンリョウセイキジ オモイデクサ ウキナワガブンシュウ アマヨモノガタリ ナガミネワブン

訳注 琉球文学 『佐銘川大ぬし由来記』『周藺両姓記事』『思出草』『浮縄雅文集』『雨夜物語』『永峰和文』

島村幸一・小此木敏明・屋良健一郎 著
ISBN 978-4-585-39009-1 Cコード 3095
刊行年月 2022年3月 判型・製本 A5判・上製 496 頁
キーワード 古典,日本史,江戸,近世

定価:12,100円
(本体 11,000円) ポイント:330pt

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書籍の詳細

文化の結節点たる琉球においては、琉球語のみならず漢語・和語による諸種の文学作品が華ひらいた。それらは、琉球という場のもつ広がりを示す貴重な歴史資料でもある。
十八世紀前半期は、琉球王府による歴史資料の編纂事業が集中し、文芸が盛んな時代であった。氏族の歴史叙述が本格的に始まり、正史や地誌の編纂も行われた。家譜と正史、地誌の叙述により、物語としての歴史が作られていく。また、それと並行して、御取合(交際・交流)の文学としての和文学も展開した。
本書では、そのような時代に成立した6編の作品を取り上げ、校訂本文に注釈・現代語訳を付し、解説を加える。
琉球をどのように叙述し、どう認識させようとしているのか。琉球の歴史や地誌をどのような枠組みで描こうとしているのか。
琉球の歴史伝承叙述の意味づけを考える上で重要な作品を読み解く。

 

 

目次
序文
凡例

佐銘川大ぬし由来記
解説/本文/現代語訳/注釈

周藺両姓記事
解説/本文/現代語訳/注釈

思出草
解説/本文/現代語訳/注釈

浮縄雅文集
解説/本文/現代語訳/注釈

雨夜物語/永峰和文
解説/本文/現代語訳/注釈

あとがき
参考文献一覧
著者紹介
プロフィール

島村幸一(しまむら・こういち)
1954年生まれ。立正大学文学部教授。専門は琉球文学・琉球文化史。
主な著書に『『おもろさうし』と琉球文学』(笠間書院、2010年)、『琉球文学の歴史叙述』(勉誠出版、2015年)、『おもろさうし研究』(角川文化振興財団、2017年)、『琉球船漂着者の「 聞書」世界―『大島筆記』翻刻と研究』(勉誠出版、2020年)、『首里城を解く―文化財継承のための礎を築く』(編著、勉誠出版、2021年)などがある。

小此木敏明(おこのぎ・としあき)
1977年生まれ。立正大学古書資料館専門員・立正大学非常勤講師。専門は中世・近世文学。
主な著書に『立正大学蔵書の歴史 寄贈本のルーツをたどる 近世駿河から図書館へ(増補改訂版)』(立正大学品川図書館、2019年)、論文に「『中山世鑑』における依拠資料―『四書大全』・綱鑑・『太平記』について」(『説話文学研究』47、2012年)、「『中山世鑑』の伝本について―内閣文庫本を中心に」(小峯和明監修・目黒将史編『資料学の現在(シリーズ 日本文学の展望を拓く 5)』笠間書院、2017年)などがある。

屋良健一郎(やら・けんいちろう)
1983年生まれ。名桜大学国際学群上級准教授。専門は琉球史。
著書に『琉球史料学の船出』(共編、勉誠出版、2017年)、論文に「近世琉球の日本文化受容」(清水光明編『「近世化」論と日本』アジア遊学185、勉誠出版、2015年)、「近世における琉球人の日本漂着」(島村幸一編『琉球船漂着者の「聞書」世界―『大島筆記』翻刻と研究』勉誠出版、2020年)などがある。

書評・関連書等

★書評・紹介★ 
「沖縄タイムス」(2022年5月14日17面・読書欄)に書評が掲載されました。
 →評者:萩野敦子氏(琉球大学教授)
「琉球新報」(2022年5月15日10面・読書欄)に書評が掲載されました。
 →評者:前城淳子氏(琉球大学準教授)

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