「堕落論」、「桜の森の満開の下」、「不連続殺人事件」……
歴史小説、推理小説も含め、数々の作品を残した坂口安吾の、初の大事典!
坂口安吾(1906年-1955年)が残した全作品を解説するとともに、安吾の人となりや作品を読み解くうえで重要なキーワード、安吾と交流のあった人物を取り上げ、安吾のすべてに網羅的に迫る。
【本書の特色】
①総執筆者150名以上による坂口安吾研究の第一線の論考を収録。総項目数は830項目以上。今後の坂口安吾研究の指針となる一冊。
②巻末に読者の手助けとなる坂口安吾の年譜を収録。
③カラー口絵で、自筆原稿など、貴重な資料を掲載。