2022年に生誕150年を迎えた樋口一葉は、日本初の女性職業作家で、また実在の人物として初めて女性で紙幣に肖像を飾るほど有名な作家である。
本書は24年の短い生涯の中で一葉が残した膨大な量の日記を丹念に追い、日々の出来事はもとより、その交流関係や、作品に対する思いをまとめた年表を掲載。
また、一葉の生活圏を網羅した地図や、一葉の作った和歌、読んだ書物や着物を紹介。
樋口一葉の人生がわかる、作家研究・女性史研究に必携の一冊!
【本書の特色】
①樋口一葉が残した日記を網羅し、その交流関係や、作品に対する思いを日記から紐解いた年譜。
②日記に登場する人物についての解説を付す。
③樋口一葉が暮らした場所を地図にまとめるとともに、読んだ書物、和歌、着物についても一覧・解説を収録。