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災いや病の原因を探り、まじないや呪術で不祥を避ける......生きる上での普遍的な課題に対する知恵であり、人々の生活に密接に関わる文化であった陰陽道。 朝廷や幕府など各時代の権力者と密接に結び付きつつも、地方や民衆間にも広く伝播し、日本文化史に大きな影響を与えた陰陽道はどのように発展していったのか。 呪術として、学術として、また東アジアにおける位置付けなど、多角的な視点により、深化、活性化していく陰陽道史研究の動向を追う。
★書評・紹介★「月刊ムー」4月号(2023年3月9日発売)にて紹介されました。「學鐙」夏号(Vol. 120 No.2)(2023年6月5日発売)「これから読む本」にて紹介されました。→記事:二村淳子氏 (比較文化研究者・芸術学者)