イタムダロウ、ユビガ

痛むだろう、指が

普玄 著/倉持リツコ 訳
ISBN 978-4-585-39021-3 Cコード 0097
刊行年月 2023年1月 判型・製本 四六判・並製 272 頁
キーワード 中国,近現代

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細
愛する息子が自閉症だった。深い霧の中で光は見えるのか―

言葉が話せず、指を噛むという自傷行為を続ける息子。父親は様々な自閉症治療を試すが効果は見られない。
苦しみと絶望の中、父親は粘り強く息子と向き合う。
その祖母もまた、障がいを持つ夫と長男を持ち、文化大革命中の障がい者への差別や暴力という困難の中で、家族を支え続けてきた。
中国の大江健三郎とも言われる作家が実体験に基づき、苦難に満ちた十数年の道程を綴った感動のノンフィクション小説。
現在中国の世相と社会問題をリアルに描き出した受賞作。

『痛むだろう、指が』(原題:『疼痛吧指头』)は、中国の雑誌『収穫』の2017年長編小説特集に掲載され、同年の「ノンフィクション文学優秀作品ランキング」の2位に選出される。翌年、長江文芸出版社から単行本として出版され、同年10月に有名作家も多く受賞している「第三回施耐庵文学賞」も受賞。
現在、2023年春の公開を目指して映画化が進められている。

 

 

目次
第一章
第二章
第三章
訳者あとがき―苦境のなかで新たに見えたもの  倉持リツコ
プロフィール

普玄(ふ・げん PuXuan)
1968年生まれ、湖北省谷城県の人。中国作家協会に所属する作家、武漢在住。
2017年文学誌『収穫』ノンフィクション小説賞、2018年第三回施耐庵文学賞 、2019年第二回呉承恩長編小説賞を受賞。
数多くの短編作品のほかに、中篇作品に『太陽刻度』(2019年)、『月光罩灯』(2014年)など、長篇作品に『雪地密碼』(2000年)、『逃跑的老板』(2017年)、『五十四種孤単』(2017年)などがある。

倉持リツコ(くらもち・りつこ)
1963年生まれ。(公財)文化・国際交流財団職員、司法通訳人、翻訳者。
翻訳書に「明君か? 梟雄か?―『三国志演義』の劉備像」(『三国志論集』共訳、汲古書院、2016年)、「生・一枚の紙切れ」(普玄著、ひつじ書房、2021年)『翻訳集―中国が描く日本の戦争』(共訳、中国文庫株式会出版、2022年)、論文に「丹羽文雄「厭がらせの年齢」における「非情」」(大東文化大学日本文学会、2019年)、「『破戒』以前の部落問題文芸作品」(『島崎藤村学会誌』第46号、2019年)などがある。

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