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『伊勢物語』、『源氏物語』、『土左日記』、『更級日記』…。 様々な作品が相互に連関し、漢詩や和歌などにも多大な影響を与えてきた平安文学。 それは平安時代のみならず、近世、近現代の文学など、現代にもつながる潮流となり変容を遂げ続けている。 流動し続ける平安文学の深く豊かな世界を解き明かす。 平安文学研究を領導する22の論考による知の饗宴。
中野幸一(なかの・こういち) 早稲田大学名誉教授。文学博士。専攻は平安文学。2011年瑞宝中綬章受章。 主な編著書に『物語文学論攷』(教育出版センター、1971年)、『うつほ物語の研究』(武蔵野書院、1981年)、『奈良絵本絵巻集』全12巻別巻3巻(早稲田大学出版部、1987~1989年)、『常用源氏物語要覧』(武蔵野書院、1995年)、『源氏物語古註釈叢刊』全十巻(武蔵野書院、1978~2010年)、『フルカラー 見る・知る・読む 源氏物語』(勉誠出版、2013年)、『ちりめん本影印集成 日本昔噺輯篇』(共編、勉誠出版、2014年)、『正訳源氏物語本文対照』全十冊(勉誠出版、2015~2017年)、『正訳紫式部日記本文対照』(勉誠出版、2018年)などがある。