アジア遊学284
キンセイノホンノキリシタントイブンカコウリュウ

近世日本のキリシタンと異文化交流

大橋幸泰 編
ISBN 978-4-585-32530-7 Cコード 1320
刊行年月 2023年7月 判型・製本 A5判・並製 256 頁
キーワード 交流史,キリスト教,東アジア,世界史,日本史,江戸,近世

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細

十六世紀に日本にもたらされたキリスト教とヨーロッパの文化・思想は、既存の文化や思想にどのようなインパクトをもたらしたのか。
日本のキリシタン禁制はどのように始まり、どのように終わったのか。
中国や朝鮮、東南アジアの布教はどのように展開し、日本布教とどう関わったのか。
東アジア世界におけるキリシタンをめぐる異文化の融合と摩擦の問題を、内外の一次史料を用いて日本史・東洋史・西洋史・科学史・思想史・言語学の各方面から検討し、中世末期から近世期の新たな時代像の構築を目指す。

 

 

目次
序文 近世日本のキリシタンと異文化交流 大橋幸泰

Ⅰ キリシタンの文化と思想
キリシタンと時計伝来 平岡隆二
信徒国字文書のキリシタン用語―「ぱすとる」(羊飼い)を起点として 岸本恵実
日本のキリスト教迫害下における「偽装」理論の神学的源泉 折井善果
[史料紹介]「キリシタンと時計伝来」関連史料 平岡隆二

Ⅱ 日本を取り巻くキリシタン世界
布教保護権から布教聖省へ―バチカンの日本司教増置計画をめぐって 木﨑孝嘉
ラーンサーン王国に至る布教の道―イエズス会日本管区による東南アジア事業の一幕 阿久根晋
パリ外国宣教会によるキリシタン「発見」の予見―琉球・朝鮮・ベトナム・中国における日本再布教への布石 牧野元紀
[史料紹介]南欧文書館に眠るセバスティアン・ヴィエイラ関係文書―所蔵の整理とプロクラドール研究の展望 木﨑孝嘉

Ⅲ キリシタン禁制の起点と終点
最初の禁教令―永禄八年正親町天皇の京都追放令をめぐって 清水有子
潜伏キリシタンの明治維新 大橋幸泰
長崎地方におけるカトリック信徒・非カトリック信徒関係の諸相―『日本習俗に関するロケーニュ師の手記』(一八八〇年頃)を中心に マルタン・ノゲラ・ラモス
プロフィール

大橋幸泰(おおはし・ゆきひろ)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近世史。
主な著書に『潜伏キリシタン―江戸時代の禁教政策と民衆』(講談社、2014年、講談社学術文庫に2019年再刊)、論文に「近世日本の民衆史研究―民衆運動・政治思想・身分認識をめぐる議論から属性論の射程を展望する」(『民衆史研究』102、2022年)などがある。

書評・関連書等

★書評・紹介★
「熊本日日新聞」(2023年10月1日、9面読書面)の「大島明秀が読む」欄にて紹介されました。
 →紹介者:大島明秀氏(熊本県立大学文学部教授)

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