アジア遊学58
ロジウラノシュウキョウ

路地裏の宗教

編集部 編
ISBN 978-4-585-10309-7 Cコード
刊行年月 2003年12月 判型・製本 A5判・並製 224 頁
キーワード

定価:1,980円
(本体 1,800円) ポイント:54pt

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目次
解説・路地裏の宗教――中国民俗宗教の営み―― 特集企画・渡邊欣雄
◎現世を支配する他界/他界を支配する現世
あの世のために生きる――漢族の死生観と死の条件―― 渡邊欣雄
国家政策と漢族の葬儀 田村和彦
「死者の罪業をお許しください」――回族の「民俗宗教」覚書―― 澤井充生
浄化される祖先――南部中国漢民族の洗骨改葬儀礼―― 蔡 文 高
訪れる霊魂――中元節・お盆の主役たち―― 何 彬
龍の後継――祖先と子孫―― 麻 国 慶(石垣 直 訳)
◎現世の鏡像・多様なる神がみ
神々の儒教 聶 莉 莉
神々の変化――台湾漢人の宗教実践の一側面―― 三尾裕子
神々との家族契約 謝 茘
展示される「信仰」――博物館の中の宗教―― 五十嵐真子
◎操られる神がみ
漢族のシャーマン 佐々木伸一
扶鸞――神との「感応」を体感する術―― 志賀市子
新疆ウイグルのシャーマニズム――イスラムの現代に生きる民俗信仰―― 王 建 新
動物信仰――民間信仰のもう一つの実態―― 劉 正 愛
充溢する毒物――中国南部の蠱毒伝承と日本の憑きもの伝承―― 川野明正

◎ブックレポート◎
一九世紀末、中国奥地社会の貴重な記録 谷口規矩雄

連載
 日本近代文学のアジア 最終回
  作家木山捷平の出発――太宰治書簡からの瞥見―― 東郷克美
 渤海関連詩を読む 第五回
渤海国から渡来した皮衣――「ふるきの皮衣」について―― 菊地 真
 ユーラシアの祭り・村の土埃り 最終回
ロシア・中国・日本 小正月の訪問者 星野 紘

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