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唐宋期を中心とする中国文学およびその影響下で生み出された日本漢文学について、多くの注目すべき研究成果を発表してきた村上哲見。 これまで単行本未収録であった二十二編の論考を、「中国詞論」「中国文人論」「日本漢詩論」に分類して収載。 幅広い知見と深い読解と考察により研究を領導してきた泰斗による珠玉の論文集。
[著者] 村上哲見(むらかみ・てつみ) 1930年7月、中国大連に生まれる。奈良女子大学教授、東北大学教授などを歴任。東北大学名誉教授。文学博士(京都大学)。日本学士院賞・恩賜賞受賞、瑞宝中綬章受章。主な著書に『宋詞研究 唐五代北宋篇』(創文社、1976年)、『宋詞研究 南宋篇』(創文社、2006年)、『中国文人論』(汲古書院、1994年)など。2022年3月逝去。 [編者] 浅見洋二(あさみ・ようじ) 大阪大学大学院人文学研究科教授。文学博士(京都大学)。著書に『中国宋代文学の圏域――草稿と言論統制』(研文出版、2019年)、『陸游(新釈漢文大系詩人編12)』(明治書院、2022年)など。 松尾肇子(まつお・はつこ) 立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。文学博士(奈良女子大学)。著書に『詞論の成立と発展』(東方書店、2008年)、『雅詞的受容』(萬巻樓、2023年)など。