カートは空です。
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中谷孝雄は同人雑誌「青空」「日本浪曼派」の中心的存在として文学活動をおこなった。「青空」からは梶井基次郎・淀野隆三・外村繁らが、また「日本浪曼派」からは太宰治・亀井勝一郎らが出た。「青空」同人たちの若き日を伝える回想小説「青空」、京都の三高時代のことを描く「春」、外村繁の死を綴った「抱影」、ほかに名品「春の絵巻」「二十歳」を収録する。青春のリリシズムと寂寥を描く秀作集。大正青春作家の群像を活写!解説=志村有弘