カートは空です。
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グローバル化、多文化共生の時代だからこそ、地域を見つめる視点が求められる。列島各地に世界史を見出す多彩な事例と取り組みを紹介。暗記中心ではない、生きた学びを実現する新たな歴史教育のアイデアとモデルを提示。感染症対策と平和学習をテーマとした歴史教育の取り組みを紹介する論考2本を追加し、増補改訂版として装い新たに刊行。*『地域から考える世界史』(2017年11月刊行、ISBN:978-4-585-22191-3)の増補改訂版です。
桃木至朗(ももき・しろう)1955年生まれ。大阪大学文学研究科世界史講座教授。現在、大阪大学歴史教育研究会代表、高大連携歴史教育研究会運営委員長などの役職をもつ。著書に、『わかる歴史・面白い歴史・役に立つ歴史――歴史学と歴史教育の再生を目ざして』(大阪大学出版会、2009年)、『市民のための世界史』(共編著、大阪大学出版会、2014年)、『「世界史」の世界史』(共編著、ミネルヴァ書房、2016年)などがある。藤村泰夫(ふじむら・やすお)1960年生まれ。山口県立西京高等学校教諭。専門は西洋史。地域から考える世界史の視点で新しい歴史教育の構築を考えている。著書に『世界史から見た日本の歴史三八話』(共著、文英堂、2000年)、『世界史の授業デザイン』(共著、明治図書、2013年)、編著に『見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産――日本と世界をつなぐ世界遺産』(勉誠社、2022年)などがある。岩下哲典(いわした・てつのり)1962生まれ。東洋大学人間科学総合研究所所長、文学部史学科・大学院文学研究科史学専攻教授。専門は日本近世・近代史。著書に『江戸のナポレオン伝説』(中央公論新社、1999年)、『江戸の海外情報ネットワーク』(吉川弘文館、2006年)、編著に『江戸時代来日外国人人名辞典』(東京堂出版、2011年)、『見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産―日本と世界をつなぐ世界遺産』(勉誠社、2022年)などがある。