「日本の酒の文化」を問う
古来、人々の生活に根付いてきた「日本酒」。
日本酒は、神道や仏教をはじめとする信仰とどのように関わってきたのか。
物語や小説といった文学ではどう描かれてきたのか。
酒税制度の変遷や酒造業、また、杜氏集団や酒蔵で働く人々の組織は地域経済・社会でどのような役割を果たしてきたのか。
さらには、酒をめぐる言葉や表現はどのような変遷をとげてきたのか。
歴史学、文学、経済学、経営学など人文社会科学領域の諸分野からアプローチし、多層的な広がりをみせる日本酒の文化の在り方を体系的に捉える。