肥後国の大名相良氏の家臣による年代記として著名な史料「八代日記」。
同書は、これまで謄写本およびその翻刻のみが知られるものであったが、記録類の乏しい中世九州の史料として貴重なものであるだけでなく、中近世移行期の大名権力論や法制史の研究において重要な材料として盛んに利用されてきた。
しかし、近年、その原本の存在が明らかになった。さらに原本の紙背や挿入紙には多数の新出の古文書が残されていた―。
原本「八代日記」およびその紙背文書・挿入文書の全編をフルカラーで収載。
さらには翻刻、詳細な解題、索引を付した決定版。