江戸時代以降の制作が大多数である戦国合戦図・絵巻は、歴史学において「二次史料」と軽視され、美術史的にも注目されることは少なかった。
しかし、近年、歴史学・美術史・文学などのジャンルを超えた総合的な知見より、戦国合戦図の資料的意義・価値を捉え直す機運が高まっている。
戦国合戦図は我々に何を伝えているのか―
現物調査、そして高精細カメラによる撮影データを駆使し、各所に残された合戦図屛風・絵巻を細部まで検討。
また、それらの絵画資料を総合的に見渡すことにより、諸ジャンルをまたいだ十九の視角から合戦図屏風・絵巻を読み解く。
図版掲載点数約二〇〇点!