杜甫研究年報9
トホケンキュウネンポウ ダイキュウゴウ

杜甫研究年報 第九号

日本杜甫学会 編
ISBN 978-4-585-39449-5 Cコード 3098
刊行年月 2026年4月 判型・製本 A5判・並製 96 頁
キーワード 中国,古典,詩歌,漢文

定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細
「詩聖」杜甫。

その詩は、それ以前の詩の総括であるとともに、以後の中国詩の出発点でもある。
日本においては、五山の僧の崇敬、芭蕉の傾倒があり、明治以後も、中江兆民・島崎藤村・正岡子規を始め、知識人・国民の間で、その親愛の念は一貫して揺るがないものだった。漢文教育においても、杜甫の詩は教材の中で重要な位置を占めてきた。
世界における杜甫への関心を見つめつつ、変転する時の中で無窮の未来に向かって杜甫研究を発展させ続ける一冊。

 

 

目次
[論文]
杜甫蜀中詩における「雁」の象徴性―「帰郷する雁」の不在をめぐって 李恒
唐詩「狼藉」考―杜甫「北征」の用例を起点として 小田健太
杜甫「丹青引」の平仄配置について―森槐南参訂『古詩平仄論』を参考に 丸井憲
杜甫詩の真偽―「軍中酔歌、寄沈八・劉叟」札記 後藤秋正
『杜詩諺解』の構造とそこに見える解釈の位相 其四―蜀相 成澤勝

[書評]
後藤秋正『杜甫詩論考』(勉誠社、二〇二五年一〇月) 芳村弘道

[研究概況及び文献収録]
杜甫「詩跡」リスト 佐藤浩一
日本における杜甫研究集録(二〇二四)    大橋賢一・加藤聰・紺野達也

日本杜甫学会会則・彙報・編集後記
プロフィール

日本杜甫学会(にほんとほがっかい)
杜甫は詩聖だといわれ、杜甫の詩は、彼以前の詩の総括であるとともに、以後の中国詩の出発点でもある。同時にそれは全ての中国詩へ、さらに広く深く読者を誘ってくれる力強い導き手でもある。それゆえ、五山の僧の杜甫への崇敬があり、江戸の芭蕉の杜甫への傾倒があり、明治以降も、中江兆民・島崎藤村・正岡子規を始めとして、知識人・国民の間で、杜甫への親愛の念は一貫して揺るがないものであった。漢文教育の衰退と貧困が歎かれる中でも、杜甫の詩は教材の中で重要な位置づけを占めてきた。この多くの人々の顕在する、あるいは潜在する思いを我がものとして、日本杜甫学会を設立。

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