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鎌倉幕府第六代将軍宗尊親王の下で一芸堪能の昼番衆、近習の歌仙としてあった北条時広。 冷泉家時雨亭文庫に蔵される時広の家集『故越前々司時広哥』を底本とし、その全編を翻刻し、精緻に注釈。 また、研究篇として、家集の成立を考証し、所収歌の様相を考察する論考を収載。 鎌倉期関東歌壇の北条氏の数多の御家人歌人の中で、唯一現存する家集の存在意義を明らかにする画期的成果。
中川博夫(なかがわ・ひろお) 1956年生まれ。鶴見大学名誉教授。専門は和歌文学。 著書に『中世和歌論―歌学と表現と歌人』(勉誠出版、2020年)、『鎌倉期関東歌壇の研究』(花鳥社、2025年)、論文に「自撰家集としての『中書王御詠』」(『日本文学研究ジャーナル』20、2021年)、「鎌倉期関東歌壇と道歌」(『日本文学』71-5、2022年)などがある。