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鎌倉幕府が擁立した後嵯峨院期に公武の交流が緊密となって以降、京都の文化が鎌倉に流入し、さらに御家人らを通して地方へ伝播していった。 金沢北条氏の知の様相をつたえる金沢文庫本、そして、金沢北条氏の氏寺称名寺に残された称名寺聖教を仔細に検討することで、鎌倉時代中期から南北朝後期における和書・漢籍・聖教類の鎌倉への伝来、そして地方への展開の様相を明らかにする。
福島金治(ふくしま・かねはる) 1953年生まれ。愛知学院大学文学部教授。専門は日本中世史。 著書に『金沢北条氏と称名寺』(吉川弘文館、1997年)、『安達泰盛と鎌倉幕府―霜月騒動とその周辺』(有隣堂、2006年)、『学芸と文芸―生活と文化の歴史学』(編著、竹林舎、2016年)、論文に「中世前期の茶の受容」(永井晋編『中世日本の茶と文化』アジア遊学252、勉誠出版、2020年)などがある。