カートは空です。
商品98/195
一九四五年八月九日。長崎に原子爆弾が投下された。 長崎医科大学の医学者であった永井隆は、自らも負傷しながらも救護にあたり、目の当たりにした被爆の実態を、透徹した視点と筆致で克明に記録し続けた―。 連合国軍総司令部の検閲により付された「マニラの悲劇」も併載した初版の姿を再現。 世界のいたるところで戦争や暴力・不条理が影を落とす現代、「核の悲劇」を二度と繰り返さないための、痛切なる警鐘。
永井 隆(ながい・たかし) 一九〇八年、島根県松江市生まれ。日本の医学博士、随筆家。クリスチャン。進学先であった長崎医科大学で職を得て、診察室で被爆、重症を負う。一九五一年、四十五歳で死去。 著書に『長崎の鐘』のほか、『ロザリオの鎖』『この子を残して』『生命の河―原子病の話』など多数。