ホンチョウモンズイショウ ハチ

本朝文粹抄 八

後藤昭雄 著
ISBN 978-4-585-39512-6 Cコード 0095
刊行年月 2026年10月 判型・製本 四六判・並製 200 頁
キーワード 漢文,古典,中古

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細

日本漢文の粋を集め、平安期の時代思潮や美意識を知る上でも貴重な文献『本朝文粋』 。
その漢文の世界の深遠へと誘う格好の入門書。
第八巻では、大江朝綱、菅原文時、菅原道真、源為憲による辞表・勅答・辞状・奏状など公的な文章、紀在昌、都良香、菅原文時、大江匡衡、紀長谷雄による詩序、全十一作品を収載。さらに、作者略伝、本朝文粋作品表を付した。

 

 

目次
第一章 貞信公の関白を辞する表 (大江朝綱)―藤原忠平、関白就任を辞退する
第二章 藤原忠平の辞表に答ふる勅 (菅原文時)──天皇の勅答
第三章 一条左大臣の右大臣を辞する表 (菅原文時)──源雅信、大臣就任を辞退する
第四章 蔵人頭を辞する状 (菅原道真)──菅原道真、蔵人頭就任を辞退する
第五章 源為憲の美濃加賀等の守を申す奏状 (源 為憲)──「博士の申し文」
第六章 漢書竟宴詩の序 (紀 在昌)
第七章 第四皇子の読書始めの詩宴の序 (都 良香)──貞保親王読書始め
第八章 釈奠に毛詩講ぜられしのち「詩は志の之く所」を賦す詩の序 (菅原文時)──釈奠の詩序
第九章 都督大王邸に「唯詩を以て友と為す」を賦す詩の序 (大江匡衡)──好文の人としての敦道親王
第十章 残菊に対ひて寒月を待つ詩の序 (紀 長谷雄) ──菅原道真の時代史の一側面
第十一章 白箸翁詩序 (紀 長谷雄) ──神仙を語る詩序

作者略伝
本朝文粋作品表
あとがき
索 引
プロフィール

後藤昭雄(ごとう・あきお)
1943年、熊本市に生まれる
1970年、九州大学大学院修了
現 在、大阪大学名誉教授
主要著書
『平安朝漢文学論考』(桜楓社、1981年。補訂版、勉誠出版、2005年)
『本朝文粋』(共校注、新日本古典文学大系、岩波書店、1992年)
『平安朝漢文文献の研究』(吉川弘文館、1993年)
『日本古代漢文学与中国文学』(日本中国学文萃、中華書局、2006年)
『大江匡衡』(人物叢書、吉川弘文館、2006年)
『平安朝漢文学史論考』(勉誠出版、2012年)
『本朝漢詩文資料論』(勉誠出版、2012年)
『平安朝漢詩文の文体と語彙』(勉誠出版、2017年)
『平安朝詩文論集』(勉誠社、2024年)

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