水門21
ミナト ツイトウクラナカススムセンセイ

水門 第二十一号 追悼 藏中進先生

言葉と歴史
水門の会 編
ISBN 978-4-585-01135-4 Cコード 1320
刊行年月 2009年6月 判型・製本 A5判・並製 336 頁
キーワード

定価:3,300円
(本体 3,000円) ポイント:90pt

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書籍の詳細

歴史文化研究の交流拠点、開港。
歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。

 

 

目次
巻頭言 再び新たなる船出に当たって(橋庸一郎)
奈良朝初期の白話漢語辞書―『楊氏漢語抄』『弁色立成』『漢語抄』について―(藏中 進)
増補注 奈良朝初期の白話漢語辞書―『楊氏漢語抄』『弁色立成』『漢語抄』について(寺村政男)
『釈氏要覧―本文と索引』に言寄せて―藏中進先生に捧ぐ―(藤善真澄)
薬師寺仏足石記再調査覚書(東野治之)
『南天竺婆羅門僧正碑并序』注釈(藏中しのぶ・赤塚史・朱一飛・土佐朋子・松山匡和・山口卓也・李 満紅)
『南天竺婆羅門僧正碑并序』注釈「語釈索引」(山口卓也)
宝亀二年閏三月の二通の過状(大平 聡)
日本古代の漢字使用にみられる借筆による減画をめぐって (井上 幸)
訓の幅、語義の幅、表現の幅の意味―記紀・万葉集の訓と古辞書の訓の関係を再考する―(吉田比呂子)
大伴坂上郎女の歌二首―読みの方法―(梶川信行)
日本・イタリアにおける滑稽詩―『万葉集』巻十六の嗤笑歌とイタリア十三世紀の「写実的喜劇詩」―(ミリオーレ・マリア・キアラ)
歴史・伝説・歌―松浦佐用姫をめぐって―(大嶋 仁)
太陽信仰と補陀洛(神野富一)
「遊仙窟」と「崔致遠」(濱政博司)
『日本霊異記』における冥界説話の構造と特質―六朝隋唐期の仏教説話集との比較を中心として―(藤本 誠)
渤海使節と三勅撰漢詩文集―『文華秀麗集』と王孝廉・釈 仁貞とを中心に―(波戸岡 旭)
慶滋保胤「晩秋過参州薬王寺有感」詩序訳註―白居易詩文摂取の方法(二)―(吉原浩人)
于立政の『類林』と日本の「類林」関連書物(福田俊昭)
定家「韻字四季歌」の詠作―「文集百首」との接点―(藏中さやか)
悲憤沈静の世界―蕪村と朔太郎―(安保博史)
旧制中学生の紀行文―校友会誌を資料として―(福井淳子)
芥川小説『首が落ちた話』の一素材(林 嵐)
ファンタジーというジャンルと様相理論「可能な世界」(トゥンマン武井典子)
モンゴル文化考察紀行(橋庸一郎)

上代日本語の母音(早田輝洋)
『倭名類聚抄』と双声・畳韻(古屋昭弘)
『劉希必金釵記』をめぐって―語彙、文字表記からのアプローチ―(佐藤晴彦)
『満文三国志』における尖団音の表記について(鋤田智彦)
『満漢合璧庸言知旨』の研究・その1(寺村政男)

追悼文
長田夏樹/山下宏明/廣岡義隆/後藤昭雄/石見清裕/新間一美/波戸岡 旭/仁平道明/原田松三郎/橋庸一郎/神野富一/林 忠鵬/井上 幸/吉原浩人
お礼のことば(藏中しのぶ)
久しかるべし―「水門の会」今昔(長田夏樹)

論文執筆者一覧

彙報・編集後記

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