立松和平全小説6
センゴノハジマリ

「戦後」のはじまり

立松和平 著
ISBN 978-4-585-01274-0 Cコード 0393
刊行年月 2010年7月 判型・製本 A5判・上製 500 頁
キーワード

定価:4,950円
(本体 4,500円) ポイント:135pt

 品切 
【立松和平全小説】
作家活動の核心である全小説73作品を集成。
はじめて書かれた小説「溜息まじりの死者」、文壇デビュー作「途方にくれて」など、最初期の作品を収録。
つねに時代とともに歩み、真摯な視線で現代を見つめ続ける立松文学の原形質がここにある。

書籍の詳細

暗い心象風景がある。まだ空襲の爪痕の残る地方都市で、ささやかな「夢」=よりよき「生」を願ってたくましく生きる父母の世代を描き、アナーキーな精気に満ちた時代を活写した『天地の夢』。はじめて自らの過去=子ども時代=戦後について書いた「幼年記」を含む短編集『野のはずれの神様』。自らのルーツへとさかのぼり、「戦後日本」の表と裏を描くべく歴史小説へと向かい始めた時期の、記念碑的作品群。

 

 

目次
野のはずれの神様
天地の夢

振り返れば私がいる6
解説 青春のかたちⅥ(黒古一夫)

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