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商品1869/2194
菅専助は、浄瑠璃が衰退期に入った明和・安永期の作者で、現在でも「摂州合邦辻」、「染模様妹背門松」、近松の改作「けいせいの恋飛脚」などが盛んに上演されている。これまでの人形浄瑠璃研究は近松に偏し過ぎて、専助の作品はあまり注目されることはなかった。全集では現存する専助作品のうち33篇を翻刻し、絵尽し、番付を収録。また、第六巻では、利用者の便を鑑み、全巻の人名索引・地名索引を付した。