カートは空です。
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当時の読本・修身書を始め、『明倫歌集』、博文館の『幼年雑誌』を繙き、唱歌つくりへの意気込みを汲みとる。特に文部省の『尋常小額読本』(明治20年)を取り上げ、この読本中に多く掲載された「唱歌」および、森有礼・伊沢修二の教育思想の関係を明らかにする。そこには国難に立ち向かう凄まじい明治の気迫が満ちている。読本中に「明治頌」、明治の信念を発見する。