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アイヌ民族をはじめとする北方先住民の歴史・文化を対象として、ヒトと環境・生態系との関わり、多方面のダイナミックな交流、そして文化の継承を主要なキーワードとする。あわせて、「先住民族史」という視点を積極的に導入し、既成の「日本史」の附属物ではない、「アイヌを主体とする」新たな歴史像を模索する。
蓑島栄紀(みのしま・ひでき) 苫小牧駒澤大学国際文化学部准教授、環太平洋・アイヌ文化研究所所長。著書に『古代国家と北方社会』(吉川弘文館、2001年)。共著に『古代日本の伝承と東アジア』(吉川弘文館、1995年)。『古代史がわかる』(朝日新聞社、2001年)など。
「北海道新聞」(2011年5月13日夕刊)にて、本書が紹介されました。 「北海道新聞」(2011年6月12日「ほっかいどうの本」コーナー)にて、本書が紹介されました。