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本書は韓国の服飾形式を西アジアの遊牧騎馬民族との関わりにまで遡って解明している。しかも,それが東北アジア各民族の服飾文化の中に共通して成熟していたことを明らかにした。すなわち東北アジアの諸民族が同じ文化的紐帯によってふかく結ばれていたことを服飾をとおして解明したことになるだろう。黄金人間・黄金櫛・金製立飾冠などをカラーで再現し,その他にも多数の図版を用いた,ビジュアルな紙面構成で日本の服飾のルーツを考えるうえでも必読の書である。