アルヒヒョウカノショウゾウ

ある批評家の肖像

平野謙の〈戦中・戦後〉
杉野要吉 著
ISBN 978-4-585-03100-0 Cコード
刊行年月 2003年2月 判型・製本 A5判・上製 638 頁
キーワード

定価:17,600円
(本体 16,000円) ポイント:480pt

 品切 
目次
序に代えて 平野謙における戦中・戦後の問題

第一部 問題の所在、論争への出発
 第一章 戦時下の藝術的抵抗はあったのか
 第二章 平野謙論・序説
 第三章 論争への出発(その一)
 第四章 論争への出発(その二)
 第五章 「大東亜戦争」と伊藤整
 第六章 もう一つの藤村像

第二部 情報局時代をどうとらえるか
 第一章 平野謙の情報局時代をめぐって(上)
 第二章 平野謙の情報局時代をめぐって(中)
 第三章 平野謙論の中途の地点に立って
 第四章 ふたたび平野謙論の中途の地点から
 第五章 平野謙の情報局時代をめぐって(下の一)
 第六章 中山和子「平野謙の戦中・戦後」を読む
 第七章 平野謙と思想戦

第三部 戦況の逆転と「転向」、そして《敗戦》への道
 第一章 平野謙の情報局時代をめぐって(下の二・完)
 第二章 "同情"的研究者の陥穽
 第三章 平野謙論―《敗戦》への行程
 第四章 平野謙論―続《敗戦》への行程
 第五章 平野謙における他者と天皇制

第四部 ある批評家の肖像
 第一章 『新生』論の主題と「藝術と実生活」批評理論の生成
 第二章 平野謙における「自己解体」体験からの戦後の出発と晩年の問題
   
初出一覧
あとがき
索引

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