カートは空です。
商品1911/2194
「古京はすでに荒て、新都はいまだ成らず」(方丈記)過渡期の文学表現もまた、〈既にある/未だない〉の間に始発している。本書は、西行・長明を中核に、〈文学表現の中世〉が、これまでの伝統的表現とたたかいながら生成していく過程を、受容と変容の観点からたどったものである。