フッコウスルハッケンデン

復興する八犬伝

諏訪春雄・高田衛 編著
ISBN 978-4-585-03175-8 Cコード 1095
刊行年月 2008年1月 判型・製本 A5判・上製 432 頁
キーワード 近世

定価:8,800円
(本体 8,000円) ポイント:240pt

 品切 
近世
文学
書籍の詳細

複合重層的な物語を描く方法、出典、受容等について、気鋭の執筆陣が多方面から解読。
近代小説を超える、21世紀文芸復興の方向を示す珠玉の論文集。

 

 

目次
『南総里見八犬伝』の新たなる評価をめざして―序にかえて― 高田 衛

Ⅰ 総説
 諏訪春雄  『南総里見八犬伝』の世界
 高田 衛  『里見八犬伝』原構想をめぐってー実証・八大童子説
 小谷野敦 『南総里見八犬伝』総論
Ⅱ 方法
 佐藤深雪・黒田裕子 長編小説としての『南総里見八犬伝』―謎を作り、謎を解く、そして謎は逃げる―
 板坂耀子 八犬士の描きわけ
 稲田篤信 主君へのいいわけ―『八犬伝』の旧臣―
 羽賀さやか 星の八犬伝
 石川秀巳 玉梓呪詛の射程
 藤沢 毅 素藤・妙椿譚からの小考
 神田正行 『水滸伝』の諸本と馬琴
 播本眞一 『南総里見八犬伝』を読む(三)
Ⅲ 画賛
 柴田光彦 『南総里見八犬伝』口絵・挿絵「讃」抜書抄 
Ⅳ 背景
 井上啓治 八犬伝と孝経・論語と史記―第一部主人公の儒教的表示について―
 佐藤至子 『雪梅芳譚犬の草紙』と『仮名読八犬伝』

あとがき  諏訪春雄

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