カートは空です。
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日本人の心と日本文明の基底を問い直す!日本古来の風土の中で芽吹き、武家文化や民俗信仰である神道などによって育まれ、中国思想に裏打ちされ日本人の心となった「気」―。ここに形成された日本伝統における「気」=「虚」という文化・文明の「型」は、明治維新を機に変更・変質させられた。司馬遼太郎『峠』で知られる幕末の越後長岡藩家老河井継之助を軸に、陽明学との関係も交え、日本における「気」の哲学とその文明論的意義を考察する。