カートは空です。
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文学作品は作家の思想とは無縁ではなく、様々な思潮や文学形態をもつ日本文学の多くは、風土という基盤的形態に包含されている。本書は、それらの思潮や形態の諸相を丹念に調べ、日本文学をより深く理解することを目的とし、「日本文学と風土」、「風土文学と年中行事」の2部から構成されている。「日本文学と風土」では、10名の研究者が「大和と『万葉集』」、「出雲と『古事記』」などの論文を、「風土文学と年中行事」では、6名の研究者が「東国と『伊勢物語』」、「京都と『枕草子』」などの論文を寄せている。